FC2ブログ

Kuma Riders Camp

ファットウッド宝探し [ 太古からある着火剤 part 2 ]

ファットウッド宝探し
太古からある着火剤シリーズ2
2018年12月27日(木)



⬇️⬇️下記文章クリックでYouTube動画をお楽しみいただけます。⬇️⬇️
ファットウッド宝探し [ 太古からある着火剤 part 2 ]

IMG_6983_b.jpg

久しぶりのファットウッド探し



本当はブッシュクラフトを楽しむべく実家に来たのですが、まずは着火剤探しにいそしみました。
結局丸1日を費やし、見つける事が出来ました。(写真参照)
ブッシュクラフトは又の機会と言った感じでしょうか。


⬇️⬇️下記文章クリックでYouTube動画をお楽しみいただけます。⬇️⬇️
ファットウッド宝探し [ 太古からある着火剤 part 2 ]
よろしければ見ていただけると嬉しいです。

ファットウッドは購入も出来ます。



ヒロシキャンプのヒロシさんの様に缶入りのファットウッド



以上、ありがとうございました。



kao03_190925.jpg






ブログランキング・にほんブログ村へ

火口(ほくち)探し 江戸川河川敷の春

火口(ほくち)探し
江戸川河川敷

火口(ほくち・ほくそ)とは着火剤となる火種
ここでは枯れ葉のことを指します。
一般的には荻(おぎ)や芒・薄(ススキ)稲科ススキ属が一般的で
ファイヤースターターの着火の際使われたりする火起こし材料です。
火打ち石に使われる麻の炭化したものが有名です。



IMG_4406.jpg
この画像は3月下旬に撮影したものを紹介しています。

帰り道、近くの川(江戸川)に散歩に来ました。
目的は来るまでは無かったのですが、
とりあえずキャンプに使える火口(ほくち)でも探そうかな
って、感じのお気楽散歩です。

IMG_4407.jpg



道中、枯れた荻の穂が一杯あったので拝借しました。
でもこの時期既に風と共にフサフサ部が飛ばされたものばかり。
火口にと取りましたが、ほとんど使えませんね(´Д⊂ヽ

IMG_4408.jpg

河川敷らしく、年を重ねる度に地形が変わります。
当然、時期的にある増水のせいでしょう。

IMG_4409.jpg

見覚えのある風景もいささか年を重ねると増えていたり減っていたりと
中々に情景深いものがありますよね

IMG_4410.jpg

ギシギシの葉、まだ寒い時期でもあるので若干赤味を帯びていますね
食べられる野草でとても身近なものです。
おひたしやみそ汁の具が有名ですが、天ぷらも中々旨いとの事。
成長した葉も食べられますが、新芽が一番美味しいのです。

IMG_4411.jpg

この花の様な葉っぱの様な花ですが、
ヒメオドリコソウと言うらしいです。
食べたことは無いのですが、食べられる草花です。
成長した葉を湯がいておひたしとして食べられるらしいですが、
エグミが強く塩で湯がいてからでないと食べられません。

IMG_4412.jpg

実はこの写真の手前、写っていませんが、ゴミだらけなんです。
いかにもその場に居た人が散らかした感じになっていました。
わざわざ写真に収めたくもないので写していません。

昔っから河川敷は、見栄えの悪いごみ漂着場所でもありますが、
一番の犯人は、釣り人です。
昔から変わらないです。
せめて自分のゴミは持ち帰ってもらいたいものです。

IMG_4413.jpg

こうやって自分の首を絞めて、釣りが出来ない領域をわざわざ増やしてゆく。
こう言うことって、釣りに限った事ではありませんね
ほんと人とは愚かな生き物です。(自分も含めてね (´・ω・`))

IMG_4414.jpg

ハマナスでしょうか?
この実は食べられます。
一杯取ってジャムにでもするのかね
面倒だな

IMG_4415.jpg

(´・ω・`) ん~・・・?

IMG_4416.jpg

オオイヌノフグリ?
可哀想な名前を付けられたものだね



IMG_4418.jpg

ある看板がたてられていた。
(´・ω・)??
写真載せてもらえませんかね?

IMG_4419.jpg

(*´▽`*)ノビル~!!!

IMG_4421.jpg

(*´▽`*)ノビル~!!!

IMG_4422.jpg

(*´▽`*)ノビル~!!!

IMG_4423.jpg

野生のエシャロット男爵
酢味噌であえて食べると美味いのです!

IMG_4424.jpg

河川敷を歩いているだけなのに腹が減ってくる。
美味しい野草が一杯ですな
ただ犬の散歩コースにもなっているので低地の野草は食べられないね

ところで目的が既に崩壊していました。
肝心の火口集め・・・荻、ねこじゃらし、ススキ (´Д⊂ヽ
買い物袋に集めたが、見せるに忍びない姿だ。

春の河川敷散策。
一杯春を見つけられました。

ではまた。



kao03_190925.jpg





よろしかったらコメントいただけると嬉しいです。


ブログランキング・にほんブログ村へ

ファットウッドを探しに行こう!

ファットウッドを探しに行こう!
ブッシュクラフトの薦め

『太古からある着火剤を探しに行こう!』は動画でも紹介しています。

⬇️⬇️下記文章クリックでYouTube動画をお楽しみいただけます。⬇️⬇️
太古からある着火剤を探しに行こう!


fatwood001.jpg

着火剤、今は100均などで色んな種類の物が簡単に手に入りますね
昔は登山などで使う缶(エタノールゲルが詰め込まれた)物が主流だった気がする。
と言うか・・・着火剤になるけどもバーナーとしてがメインでしたね
定番の新聞紙やティッシュ・・・今でも一番良く燃えます。
ただ燃えた後、風が強いと火が付いたまま飛んで行ってしまうへそ曲り。 笑)
それと量を調整しないと枝や炭に火が移る前に消えてしまいます。
着火力はあるが持続力がないのがこの手のアイテム。
新聞紙→枯葉→小枝→中枝→細薪→太薪を組み上げ、
閉じ傘やイゲタなど、その時々に応じた形にして、火を育てるように着火させる。
そんな事で時間を費やすのが面白かったと記憶します。



オガクズ圧縮、アルコールジェル、パラフィンブロックなど
すぐ火が着いて便利ですよね
昔と違い、コンビニや100均で入手が楽な上に安く手に入る。

素材を売りにした物やアウトドアブランドの着火剤、着火機材。
   

マッチと着火剤が一緒になったものは面倒がない。



今はほんと一瞬ですな
何の苦労もない。
ありがたく便利ではありますが、火付けの愉しみはありません。

ここ5~6年前からの流行りなんですか?
わざわざ不便極まる着火方法で楽しんでいる方達を良くみます。
ファイアースチール(火打ち)を使い薪はフェザーステックにし、
火口は麻紐をほぐしたものとファットウッド(蜜蝋木を)使用し、着火する。

ブッシュクラフトの達人が使用するファイヤースチールと火打ち石。
   

最近では洗練された物も多く存在しています。


その準備ときたらアホの様に薪をバトンで大、中、小、細、極細と切り刻み、
小薪を何本かナイフでフェザーステック(何枚もスライス化)させ、
火口(麻紐やファットウッド、ティンダーコットンなど)を用意し、
その火口を切り込んだり、擦ったり、ほぐしたりと恐ろしく時間を費やし、
やっとの思いで揃えたと思った素材にファイヤースチールの火花で着火!
火花だよ・・・火花! そこはマッチやライターではいけないの?
正直、端から見たら何かに取り憑かれているとしか思えないカルト人です。

ちなみに今は市販でもファットウッドは売っています。
   

ヒロシキャンプの様に缶にしまうのもカッコいい!


ただ何だろう・・・
今の様な便利な着火剤を使っていなかった頃を思い出し、懐かしく思えました。
それに楽しそうだ。(注意:やっている本人だけね)

ちょっと真似事だけでもしてみたい気がしてきました。

そうだ!
ファットウッドを探しに行こう!
※個人所有の土地での採取は許可が必要です。

ファットウッド(別称:ティンダーウッド)
松の樹木で松脂を含んだ部位をファットウッドと呼ぶそうです。
松脂=蝋状なので火口(着火剤)として重宝されています。

早速、実家に行ったついでに松の枯れ木探しに行ってみました。
ちなみにここは実家でお世話になっている工務店さんの山。
(ここからはムービー取り込み画像なので画質が荒いです。)

fatwood002.jpg

ビバーク出来る機材とナイフを持参。

ここで少々持参する機材について説明したいと思います。
と言うのもこういった遊びをする際に欠かせない道具だからです。

近年のキャンプブームで身近なギアで活躍するのがブッシュクラフト系ナイフ。
最近では大小のメーカーさんが製作しまくり何を目的に買うのかも分からなくなる程一杯あります。
初心者なら迷わずモーラナイフ。
ただモーラナイフと言えど一杯種類がありその中で何を買うのかも迷うところ。
ここは無難に錆びないステンレス製がお勧めですかね
カーボン(炭素鋼)製でも良いですが錆びやすいので購入した際は手入れを忘れずに。
ただし通はわざわざカーボンにしたりもします。
それはカスタマイズし易いと言う事。
また錆び易い分研ぎを入れ刃の形状を変える事を望んでいたりもします。
例えば黒サビ加工と言うものがあります。
まず油分をしっかり落としたカーボン製のナイフを用意します。
濃いめの紅茶8に対し酢2を混ぜた液体に一昼夜着けるとあら不思議、黒光の刃物が出来上がるのです。
これは赤錆を引き起こさないための手段ですね
ステンレスでは出来ません。
面倒臭いカーボン製の方が私的には好きです。
何せ研ぐのが好きだから!
とまぁモーラナイフ1つとっても色々ありますね
注意すべきは同じ形状で同じボディー色なのに鋼材が違うので買う際は注意しましょう。

人気が高い一般的なブッシュクラフトナイフ。
モーラナイフは初心者から玄人まで幅広い人気を誇りコストパフォーマンスに特化。
フォールディングナイフはコンパクトさと切れ味重視のBUCKが人気。
何にでも気軽に使える老舗ナイフブランドのオピネル。
   

BarkRiver バークリバー ブラボー1 A2 ブラックキャンパスマイカルタ ランプレス
玄人ブッシュクラフターが選ぶ逸品ブランド。※売り切れもよくある
他にもその道のプロが選ぶブッシュクラフトナイフは多数存在します。
  

BarkRiver バークリバー ブラボー1 3V


加えてノコギリとナタをザックに詰め裏山に出発します。
ノコギリはブッシュクラフトで1位2位を競う程の重要な位置付け。
焚き木や薪を切断する重要なアイテムです。
ナイフでも対応できるでしょうが、刃をダメにし易いし太い物なら日が暮れてしまう。

ブッシュクラフトで絶大な人気のあるノコギリ。
サムライ 曲刃折込鋸 替刃式 騎士 荒目 210mm FC-210-LH。
湾曲した刃の形状で食いつきの良さと短時間で切断する楽しみを知るでしょう。
シルキーポケットボーイはコンパクトさが売りで焚き木程度ならこれだけでOK!
シルキーゴムボーイ、日本で知らない大工さんはいない程売れているノコギリ。
 

切り易さは不明ですがキャンプギアらしい物もあります。


鉈や斧といった道具はどちらかと言えば薪に特化した道具。
鉈ならばそういったどんな場面でも対応出来ます。
斧は少々敷居が高い。
知らないで使うと両方とも怪我をする恐れがあります。
特に斧は振り上げる高さが違うので大怪我する度合いも大きい。
鉈はすっぽ抜けるので素手で扱うか手袋をした場合は手にリードを付けるのが通例。
斧は振り上げて下ろす位置に足を置かないのがはじめの一歩です。
また鉈は小ぶりであればナイフの代わりにもなるのであると重宝します。
斧はどちらかと言えば見栄かな
無くても困りません。
木こりの真似事をするのなら美味しい素材だし映えを狙うなら斧の方が断然カッコいい。
鉈、斧共に切ると言うよりは叩き切る道具。
ほぼどのブランドもまずは研がないと切るには特化しませんね
ただし斧の研ぎは素人には難しいです。

日本一ポピュラーな鉈。
千吉 園芸用 腰鉈 両刃 薪割り・枝打ち用 165mm SGKN-6。
エビ鉈は振り下ろした地面が石でも刃が傷つかない作りでアウトドアでは重宝する造り。
ハクスバーナの斧はアウトドア関連では常に売れている商品。
ハルタホースもハクスバーナ同様人気ブランド。
   

日本製の手斧もカッコいい物があります。


少々と言っておきながら話が外れ過ぎました。
さて、本題のファットウッド採取に話を戻しましょう!

fatwood003.jpg

何だか勝手が分からず荷物持ちすぎで失敗しました。
重いよ 泣)
この山…獣道しか無い。 笑)

fatwood004.jpg

もみの木の葉、クマザサみたいに茶にする人がいるよね
まだ試した事はありません。

fatwood005.jpg

第一松発見!
締め殺され掛かっている。 汗)
辺りを見るも松の枯れ木はありません。



fatwood006.jpg

残念、次行きましょう!

fatwood007.jpg

だいぶ登って来ました。
松は経験上、山の尾根伝いに生えている事が多いのでもっと上を目指さないとですね

fatwood008.jpg

枯れ木発見!
これは松か・・・?

fatwood009.jpg

んーっ腐りすぎだよね
掘り起こしてまではちょっとかな
もっと上を目指しましょう!

fatwood010.jpg

ポツンポツンと松はあるものの目指す枯れ松は無しです。
この時点で2時間も歩き回っている。

fatwood011.jpg

だいぶ前に風でやられたのか、松の枝が落ちていました。

fatwood012.jpg

試しに切ってみるもヤニはありません。
そりゃそうだよね・・・随分上にあった枝だろうし、ヤニは下に溜まるもの。
この後も散々沢伝いに登るも成果なし。
帰りましょう。



fatwood013.jpg

荷物が重かったせいで滑落してしまいました。
マジ死ぬかと思った。 汗)
よく見えないと思いますが枯葉を避けて土くれになった所が滑落後です。
道が無いのだもの・・・そりゃ~滑りますよ

fatwood014.jpg

沢に戻り一服します。
もう夕暮れ近く、湯でも沸かして茶でも飲んだら帰ります。

キャンパー必需品!
一番ポピュラーなミニ浄水器。


fatwood015.jpg

実家近くより水が澄んでいる。

さて、二日目です。
今日こそはファットウッドが欲しい。
早速、山の中へ入ってみることにします。

fatwood016.jpg

結構な数の松があり、期待していたのですが、
枯れ木で良さげなものはありません。

fatwood017.jpg

散々探してやっと一本見つけました。
これは中々良さそうな腐り具合。
期待が持てそうです。
早速切ってみましょう。

fatwood018.jpg

切り口からも分かるように蜜蝋な気配が漂う。

fatwood019.jpg

おぉ中々良い蝋具合です。
切った部分の渕に蝋として白く浮いています。

fatwood020.jpg

これなら良く燃えそうな気がします。
結構純度が高い気がする。
粘った甲斐がありました。

fatwood021.jpg

では帰りましょう。



fatwood022.jpg

翌日、実家で削り出し。
良い感じに仕上がりました。
削り出している間、とても良い香りがするんですよ
森の香り?
長くは続きませんが、清々しい香りがたまりません。

fatwood001.jpg

雨の日の撮影で濡れていますが、分かります?
木そのものが蝋状になっているので水がはじいています。

それにしてもファットウッド探し、探す人曰く「宝探しだよ!」は確かに納得しました。
これは意外に楽しいかも
ちょっとした楽しみが増えましたね

『太古からある着火剤を探しに行こう!』は動画でも紹介しています。

⬇️⬇️下記文章クリックでYouTube動画をお楽しみいただけます。⬇️⬇️
太古からある着火剤を探しに行こう!

ではまた!

kao03_190925.jpg





よろしかったらコメントいただけると嬉しいです。


ブログランキング・にほんブログ村へ

このカテゴリーに該当する記事はありません。